リパワリング?あまり聞きなれない言葉ですよね!
◆リパワリングとは?
経年劣化した太陽光パネルや、パワーコンディショナーを新品へ交換し、
発電出力の増強を図ることをいいます。
壊れてから交換したら良いのでは?という声が聞こえてきそうです。
確かにそれもそうなのですが、リパワリングを行うことで太陽光発電の運用にメリットになることもあるのです。
【太陽光発電のリパワリングが注目される理由】
発電量低下の改善・発電効率向上
一般的に太陽光パネルの寿命は20〜30年、パワコンの寿命は10〜15年と言われますが、
壊れていなくても年数が経つにつれての、劣化による発電出力の低下は避けられません
◆リパワリングを行うメリット
発電量低下の改善につながります!
リパワリングによって、経年劣化によって起こる発電量や発電効率低下の改善が見込まれるとされています。
劣化した太陽光パネルや配線、パワーコンディショナーなどをリパワリングすることで、導入時と同様の発電量や発電効率まで回復させることができるでしょう。
特に太陽光発電を数十年というスパンで運用したい場合は、リパワリングを前提としておくことをおすすめします。
例えば、最近のパワーコンディショナーは、設置当時のパワーコンディショナーと比べても大幅に変換効率がアップしています。
しかも、パワーコンディショナー自体もコンパクトになっていて、少ない台数での稼働が可能となりました。
そのため、現在使用しているパワーコンディショナーの保証期間が残っていても、規模の大きな発電所や古い発電所などを早めに交換することで、残り限られたFIT期間でも最大限の収益を生み出せます。
効果は小さいかもしれませんが、20年間という買取期間を考えると大きいでしょう。
▼まとめ
今回は太陽光発電所のリパワリングについて詳しく解説していきました。
リパワリングとは、太陽光発電の各種機器をアップグレードしたり、新たな機器を導入したりなどから、発電能力を高めることを指します。
経年劣化により、本来期待されていた発電量を確保できず、下回っている太陽光発電所において、再度、発電量の復活やそれ以上の発電量を獲得できます。
また、早い段階からリパワリングを行うことで、メンテナンスコストが減ります。
しかも、発電量が増えることで、より一層の収益改善効果を得られるでしょう。
是非ともこの機会にいかがでしょう。
弊社ではSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの中で
太陽光発電に関する事業を展開していますので、
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