住宅編【蓄電池は導入したほうがいいの?】

再生可能エネルギーの1つとして需要が高まっている太陽光発電。
2012年7月にFIT制度が始まって以来、10年間のFIT制度を満了した太陽光発電が増えています。

当初は1kWhにつき40円の高い単価で売電を始めることができましたが、
2023年度の売電価格は、10kW未満の住宅用太陽光発電が16円/kWh、
10kW以上50kW未満が10円/kWh、50kW以上250kW未満が10円/kWhと、
年々下落して半額以下で推移している状況です。

売電額が毎年徐々に下落している中、近年の電気料金高騰の影響で
売電収入が大幅に減少しているため、「売電」から「自家消費」にシフトする方が増えています。

~自家消費とは?~

ソーラーパネルを屋根または空いた土地等に設置し、
作られた電気を自社もしくは自宅で使用することを言います。
自分たちで電気を創ることで、電力会社から購入する電気を削減できます。

一部を電力会社に売電、残りを自家消費にする場合は「余剰自家消費型」
発電した電力を全て自家消費にする場合は「全量買取型」となります。

自家消費は
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで大きなメリットが得られます。

~蓄電池を導入するメリット~

蓄電池とは、太陽光パネルで発電した電気を貯めておく機械です。
使用用途によってさまざまなタイプがあるので、適切なものを選びましょう。

1.電気代が安くなる

蓄電池を導入すると、昼間に貯めた電気を夜間に活用できるため電気代が安くなります。
蓄電池がない状態で自家消費をすると、発電した電力を貯めておけないため無駄が生じます。

2.停電や災害時に電気が使える

蓄電池は災害対策としても非常に有効です。
種類によっては、「常に最低50%の電気は貯めておく」というモードを設定できるので、
災害時に電気が貯まっていない!という事を防げます。
さらに、電気自動車の充電に対応した蓄電池も登場しているため、電気自動車に乗っている方には心強い存在です。

3.環境に優しい

蓄電池に貯めた電気を使用することで、CO2を排出する火力発電などによる電気の使用を減らせます。

~蓄電池を導入するデメリット~

1.導入費用が高い

導入費用はメーカーや製品・機種によっても異なりますが、
一般的な家庭用蓄電池の場合は150万円前後と言われています。
さらに電気自動車の充電に対応している高スペックの蓄電池などは、300万円を超える場合があります。
自分に合った使用用途の蓄電池を選ぶよう、注意が必要です。

2.設置スペースが必要となる

蓄電池はエアコンの室外機1個分~2個分のサイズのものが多く、
一度設置してしまうと設置場所を変えられないため、将来的にも邪魔にならないスペースの確保が必要です。

3.寿命はおよそ10~15年

蓄電池はモバイルバッテリーと同じで、蓄電と放電を繰り返し使用できますが
充電と放電を繰り返すことによって少しずつ劣化するため、永久に使用できるものではないことに注意が必要です。

まとめ

このように蓄電池を設置することで非常に大きい効果が得られますが、
費用やスペースなどのデメリットもあります。
補助金制度を活用することもできますので、上手くデメリットを減らしてみてはいかがでしょうか。

また、蓄電池は取り扱いが認められている技術者が設置しないといけないため
必ず施工業者に依頼しましょう。

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