停電した時は、まずはどこまでの範囲に及んでいるか状況を把握します。まずは窓から外を見て、街灯や近所の家など周りを確認してみましょう。
停電が自宅のみの場合は、ブレーカーの状態をチェックします。状況によって対応方法が異なるため、以下を確認しておきましょう。
自宅の他、近所も停電している場合地域の電力会社のホームページを確認し、停電情報の掲載有無を調べます。
停電直後は情報が掲載されていない場合があるので、発生後20~30分ほど時間をおいて確認しましょう。
自宅も近所も電気が消えている場合は、電力会社の設備が故障して地域一帯が停電している可能性があります。
原因として考えられるのは、地震や台風、大雪、落雷といった天災の他に、鳥の営巣や車両衝突による配電設備の損傷などがあります。
地域一帯が停電している場合、復旧は電力会社に任せることになります。
また自宅の使用電力を使いすぎても停電はおきます。
自宅のみが停電し、周囲の住居の電気が点いている場合は分電盤を確認しましょう。
アンペアブレーカー、安全ブレーカー、漏電ブレーカーのうち、いずれかのブレーカーが落ちていないでしょうか。
アンペアブレーカーが落ちている場合、使用している電力量が契約アンペア数を超えてしてしまった可能性があります。
特に、電気ポットやドライヤー、電子レンジ、ホットプレート、オイルヒーターなどは消費する電力量が多いです。
電源プラグを抜いて、同時に使用する電化製品の数を減らしましょう。
目で見てわかる異常が無いか電気製品を一つ一つ確認をすることも一つの方法です。
電気製品に問題があった場合は、その電気製品を修理に出すか買い替えるかで解決しますが、
家の電気配線に問題があった場合は「電気工事士」の資格を持った業者が修理を行う必要があり、
個人では対処できません。電力会社や電気工事店へ連絡し、点検・修理の対応を受けてください。
また、太陽光発電システムを設置している場合、日射量の多い日中の時間帯においては、
自家発電している電力量の範囲で電気を使用することができます。
停電時に電気を自家消費したい場合は、自立運転モードへ設定を切り替えます。
自立運転モードでは、通常使っているコンセントは使用できません。自立運転用コンセントのみ電気が供給されます。
また使用できる電力量に制限があるので注意が必要です。天候によっては発電量が不安定になり、
途中で機器が止まってしまうこともあります。
自動運転への切り替え手順と使用時の条件について事前に確認しておくようにしましょう。
太陽光発電システムや蓄電池を設置する、食料や水を備蓄しておくなど、事前に備えておくことで、万が一の災害時も心と体の負担を軽減させることができ、安心につながるでしょう。
弊社ではSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの中で 太陽光発電に関する事業を展開していま
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